犬と暮らす

アメリカでブリーダーから子犬を迎えた話〜スタンダードプードル編

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こんにちは、アメリカオレゴン州在住のまるです!

今日は我が家の3匹目の犬であるスタンダードプードルのリュウをどのようにして迎えたかお話ししたいと思います。

2024年3月に我が家のスタンダードプードルを虹の橋へ送り出してから、ずっとまたいつかプードルを迎え入れたいなとは頭のどこかで思っていました。

2025年6月、縁あってまた大好きな犬種を迎える機会があったので、ブリーダー探しからスタンダードプードルのリュウを迎え入れて1週間までを記事にしたいと思いました!

今後アメリカで、プードルに限らず特定の犬種をブリーダーから迎え入れたいなと思っている人にとって参考になればいいなと思います。

ブリーダー探し

アメリカには想像しているよりも多くのスタンダードプードルのブリーダーがいます。

私は飛行機での輸送で犬を迎え入れることは反対ではないのですが、子犬にかかるストレスや、ブリーダーの数を絞り込むためにオレゴン州とワシントン州のブリーダーのみに限定して探していました。

ドッグショー見学

私のブリーダーを探しの旅はまずドッグショーを見にいくところから始まりました

私の住んでいるオレゴン州のポートランド近郊ではRose City Classicというドッグショーが毎年1月に開催されます。

ドッグショーは通常3、4日の日程で組まれていて、犬種ごとのスケジュールは事前にネット上で確認できることが多いです。

スタンダードプードルのショータイム、スタンダードプードルのショードッグのオーナーに会えるMeet the Breedというイベントの日程も把握してから行きました。

正直なところ素人がショーを見ても圧倒されるだけで、何を競っているのかはよくわかりません。笑 

よくトリミングされ、躾され、ただただすごいな〜と感動するのみです。ショーを見たからと言ってブリーダーを絞り込むのは難しいでしょう。

それでもドッグショーに行くのが大切だと思うのはショーの後にあるプードルのオーナーに実際に会ってお話のできるチャンスのあるMeet the Breedのセッションに参加できるからです。

予定表はこんな感じ→Meet the Breed

オレゴン州ではColumbia Poodle Clubという団体に登録されているブリーダーが信頼のおけるブリーダーとされており、そこのクラブに登録されているプードルやオーナーと実際にお話しする機会があります。

そしてショードッグブリーダーが一覧にまとまった資料(Breeder Referral)を頂くこともできて、後日一件ずつWebサイトを見て回りました。どのブリーダーさんも大切に将来ショードッグ候補になる犬を育てている印象を受けました。

通常ショードッグは複数生まれたパピーの中から1、2匹が候補となることが多く、その他の子犬が家庭用のペットとして販売されることになります。

年中繁殖活動を行っているとは限らず、1年先まで予約が入っていることもしばしばです。残念ながら、タイミング的に今回はこの頂いたリストから迎えることはありませんでした。

AKCのウェブサイトを見る

私は同時期にAKCのホームページをよく見ていました。犬種ごとにそして地域ごとにブリーダーを絞ることできます。ショードッグだけでなく、AKCの基準を満たしたブリーダーが登録されています。

プードルという犬種は単色でないとショードッグにはなれないのですが、実は私は複数カラーの混ざっているプードルに憧れていることにここで気づいたのです。

ショーに出場させるつもりのない私にとって、ショードッグブリーダーから迎える必要は必ずし優先事項ではありませんでした。

ブリーダーとの出会い

このAKCのホームページで見つけたブリーダーが今回お世話になることになるPitter Patter Poodleです。

Pitter Patter Poodleの活動をインスタグラムでフォローし始めたのが2025年の3月頃です。ちょうど1代目のスタンダードプードルクロが亡くなってから1年。

2025年5月下旬旅行先でこんな場所に出会いました。もうそろそろ新しいお友達を迎えてもいいよ!と声が聞こえたような気がしたんです。

ここにきた時、急に新しい子犬を迎える決心がついたんです。

ブリーダーと連絡をとる

旅行から帰った翌日気づいたらブリーダーに申請書をネットで提出し、1時間後には電話で面談を行なっていました。

申し込み時のブリーダーからの質問内容は、下記のとおりです。

  • 今まで犬を飼ったことがあるのか
  • プードルを飼ったことがあるのか
  • プードルのお手入れについて理解しているのか
  • どのような環境で育てる予定なのか
  • クレートトレーニングを取り入れる予定なのか
  • 性別、色の希望、迎え入れたい時期

申請書に基づいて電話での面談をし、ブリーダーが売りたいと思える相手だった場合はそのまま契約に進むことになります。ここでデポジットとして$500を支払いました。

我が家も無事に飼い主にしてもいいと思ってもらえたようで、電話終了後には迎える子犬と日程が決まっていました。

ブリーダーはシアトルのさらに北の方に住んでいて、自分たちで行こうと思っていました。しかしちょうど同じポートランドのエリアに住んでいる他の家族も同腹の子犬を迎えることになっていて、私たちの子犬も一緒に連れてきてもらえることになりました!

他の子犬の家族も、「子犬を2匹一緒にクレートに入れて5時間の長旅をしたほうが安心だ」とご好意により一緒に連れてきてもらうことが決定しました。

お迎えの前日に残りの生体価格$2700を支払い、準備が完全に整いました。

子犬を迎える

私たちは、もう1匹の子犬のご家族のお家に迎えに行くことになりました。私たち夫婦と同じくらい年齢の夫婦でとても優しい方たちでした。

リュウを手渡してもらい、ブリーダーからの書類もいただき「またワクチンが終了した頃に会おうね!」と約束をしてこのお家を後にしました。

こうして我が家の3匹目の犬、リュウを迎えたのでした。

子犬を獣医に連れて行く

ブリーダーから犬を迎え入れる際は、引き取り後1週間以内に一度獣医による健康診断を受ける約束をすることが多いです。

すでにお世話になっているかかりつけの獣医には1週間ほど前にアポをとってあり無事に検診を終えました!健康状態は良好で、検便も無事にパスすることが出来ました!

まとめ

ブリーダー探しはまさにご縁。結婚相手を探すようなタイミングといかにビビッとくるかで一気にお迎えまで進みます。

ドッグショーで実際にショードッグの飼い主に会ってみたり、ローカルのプードルクラブのウェブサイトを片っ端から訪れてみたり、AKCのウェブサイトで気になるブリーダーがいないか調べてみたりすることによってブリーダーを探すことが出来ます。

あとは繁殖のタイミングと迎え入れたいタイミングがマッチするブリーダーに出会えれば、申し込みから面談、そして迎え入れまであっという間です!

気になるブリーダーができたら、ウェブサイトやインスタグラムをじっくり読みどんな風に育てているのかを知りましょう!

そしてとことん気になる質問をして納得できたらお迎えするのが1番です!

犬を家族に迎えることは本当に幸せなプロセスです。いま新しく家族を迎えようとしている読者のみなさんも、家族みんなで納得した子に出会えたら幸いです。

最後までお付き合いありがとうございました!