こんにちは、アメリカオレゴン州在住のまるです!
今日は愛犬におやつを手作りしたい、愛犬にジャーキーを手作りしたいと思っているみなさんに、食品乾燥機を使って砂肝ジャーキーを作る方法について紹介したいと思います!
ペットショップやスーパーに行くと、アメリカでは本当にたくさんの種類の犬用おやつが売られていますよね。
便利で手軽に手に入る反面、「これ、何が入っているんだろう?」と思ったことはありませんか?
またここ数年は、愛犬の食事やおやつもだいぶ見直されて、シングルイングリディエントの健康的なおやつもたくさん販売されています。
けれども、頻繁に購入するとなると家計への負担も気になります。
そんな時こそ、おやつの手作りをおすすめします!
まる家で実際に作っている砂肝ジャーキーをおすすめさせて下さい!

砂肝を使ったジャーキーは、手頃な価格で作れるうえに、高タンパク・低脂肪で子犬にもシニア犬の健康にも嬉しい栄養がたっぷり入っています!
しかも、食品乾燥機を使えばとても簡単に作れます。

今回は、家計の節約にも、愛犬の健康にも良い「砂肝ジャーキー」の作り方を詳しくご紹介します。
初めて手作りに挑戦する方でも安心してできるレシピですので、ぜひ試してみてください!
砂肝とは?

砂肝は英語で「chicken gizzards(チキン・ギザーズ)」と呼ばれ、鶏の胃の一部です。
この部位は高タンパク質で低脂肪、さらに以下の栄養素が豊富に含まれています:
鉄分:貧血予防や体内の酸素供給をサポート
亜鉛:免疫力の強化と健康な皮膚・被毛の維持
ビタミンB12:エネルギー生成を助け、神経系を健康に保つ
砂肝は一般的なスーパーでもアジアンスーパーでもお手頃な価格で購入できるため、節約にも最適な食材です!
食品乾燥機で手作りおやつ作りをおすすめする理由
オーブンを使わないので長時間乾燥機を使っていてもオーブンほど電気代が気になりません。
また低音でじっくりと加熱していくので、焦がす心配がありませんし、栄養分がギュッと閉じ込められるんです!
市販の犬用ジャーキーは高価なものが多く、防腐剤や添加物が含まれていることも。
しかし、手作りなら新鮮で安全な食材を使えるので、コスパも栄養面も安心です。
材料と準備

砂肝(chicken gizzards):必要な量をスーパーで購入
※1lbs(約450g)で十分な量が作れます
食品乾燥機(food dehydrator)
まな板と包丁

NESCO Gardenmaster Digital Pro Food dehydrator, 4 Trays, White
このネスコのガーデンマスター食品乾燥機は私が初めてアメリカに移住してきた時に、犬親先輩がオススメしてくれたアイテムなんです。
毎回お家に遊びにいくたびに、手作りおやつを犬に与えていて、その犬の喜ぶ姿と飼い主さんの姿にとても愛を感じて、我が家も購入したんです。
ドライハーブ、ドライフルーツ、ビーフジャーキー、犬のおやつ、フルーツレザーなどを手作して生活を充実させるのにマストアイテムなんです!
個人的には大根を薄くカットして切り干し大根作りにトライしたいと思っています。
砂肝ジャーキーの作り方
砂肝ジャーキーは本当に手間要らずで作ることができます!
砂肝ジャーキーで一度ジャーキーの作り方を覚えるとその他のお肉もお野菜も同じ感覚で作ることができます!
さっそく作り方を見ていきましょう!
砂肝の下ごしらえ

まずはスーパーなどで買ってきた砂肝を流水でよく洗いましょう。
そしてキッチンペーパーで水気を拭き取ったあと、白い筋や脂肪を包丁で取り除きます。
砂肝をスライスする
小型犬には薄め、大型犬には1cm程度の厚さでスライスします。早く乾燥させるためにはなるべく薄めがおすすめです!
ただ均等に乾燥しやすくなるように薄さを整えてあげると効率がいいと思います。
乾燥後は少し硬かったですが、ハサミで好きなサイズにカットできました!
砂肝を食品乾燥機で乾燥させる

スライスした砂肝を乾燥機のトレイに並べます。
重ならないように配置しましょう。
温度は70℃(160°F)に設定し、約6~8時間(最大12時間くらい)乾燥させます。
途中でトレイの位置を上下入れ替えると、全体が均一に仕上がります。
完成の目安

しっかり乾燥してカリカリになれば完成です。
柔らかさが残っている場合はさらに乾燥30分もしくは1時間ずつ追加していきながら様子を見ていきましょう!
ジャーキー保存方法
ジャーキーが完全に冷めたら密閉容器やジップロックに入れます。
冷めないままジップロックに保存すると、水滴が溜まりせっかくのジャーキーがカビてしまう場合もあります。
冷蔵保存なら2週間以内に消費してください。
長期保存する場合は冷凍に対応しているジップロックなどにいれて冷凍庫に入れ、1〜2ヶ月を目安に使い切りましょう!
ジャーキーアレンジ
砂肝の他にも多くのお肉やお野菜でアレンジすることができます!
お肉なら、鶏胸肉やささみ、牛肉の赤みに、タラやサーモンなどの白身肉などがオススメです。鳥や牛のレバーも栄養価が高く、乾燥後はポリって手で割りやすくトレーニングトリーツにもおすすめですね!
お野菜ならにんじん、さつまいも茹でたりむしたりした後に乾燥させます。フルーツならりんごなども向いていると思います。普段のご飯にトッピングしてあげると色とりどりな豪華メニューに大変身しますね!
ジャーキー注意点
愛犬が初めて食べる食材を与える場合は少量から与えて、新しく与える食材は1日に1品目とすると体に合う合わないがわかりやすいと思います。
体調を観察しながら与えてくださいね!また与えすぎも注意です!1日のカロリー量を考えながら調節して下さい!
また、ジャーキー作りは塩や砂糖などの調味料は犬にとって有害になりますので、使用しないでください。
まとめ
食品乾燥機を使えば、愛犬の健康を考えた安心・安全な砂肝ジャーキーが簡単に作れます。
砂肝だけでなくその他のお肉やお野菜でも作ることができます。飼い主的には節約になり、愛犬にとっては栄養価も高く安全なので一石二鳥ですね!
ぜひチャレンジしてみてくださいね。