こんにちは、アメリカオレゴン州在住のまるです! 今日は米軍勤務の夫を持つ人なら、一度は頭によぎる除隊後のお金の話です。
元米軍勤務の人が一般の連邦政府職員としてGS職についた場合、過去の米軍勤務歴を現在のGSの年金に追加する方法です。
このシステムがあるから夫は米軍を辞めても、勤務期間が無駄にならないことが判明しました!
これは本当に画期的なプログラムなので、米軍を辞めたいのに、退職金がパーになってしまうのが嫌!だから辞められない!と言う方に一度読んでもらえたらなと思います。
- バイバックタイムについて知りたい
- 米軍を除隊しようと思っている
- 米軍除隊後について模索中
- 米軍勤務歴を無駄にしたくない
- 米軍を除隊できない理由がリタイアメント金絡み
私は専門家では無いので、私の記事が100%正しいとは言えません。さらに詳しく知りたい場合はしっかりと調べてみて下さいね!
ただ、なんとなく自身の夫が話してたバイバックタイムがどんなものなのか、ざっくり知りたい! そんな時にこの記事を読んでくださると嬉しいです。
軍を除隊とは
軍を除隊するというのは定年(リタイアメント)を待たずに自らの意思で契約を更新せずに辞めていくことです。

何かの処罰のために軍を退くことになった場合は今回のバイバックタイムを行えるケースに含まれません。
米軍を除隊すると、”現役時代の給料の半分ほどの額”を”残りの人生振り込まれ続ける”というあの美味しい退職金がもらえないことになります。
Buy Back Timeとは?
ベテラン(Veteran)が政府雇用のポジションに就いた際に、過去の米軍での雇用期間を買い取って、退職金を計算する際に政府勤務期間として扱えるようにするプログラムです!
- 連邦政府職員として働いてる
- 米軍を名誉除隊した(辞めさせられていない)
- 軍からリタイアメントを受給していない
ことが条件です!
バイバックタイムのメリット・デメリット
メリットとしては、軍で働いていた期間を、シビリアンの勤務期間に追加できます。 軍で働いていた期間が無駄にならなくてすみ、将来もらえるベネフィットに大きく貢献することができます。
デメリットとしては、軍で働いていた間に受け取ったお給料の3%を返す必要があるので、単純計算で、軍で働いていた期間が長いほど、そして多くの昇進をした人ほど払う金額が大きくなる計算です。
Buy Back Timeの方法
バイバックの方法はシンプルです。米軍で働いていた月日を証明し、書類を今の勤務先に提出して、必要金額を支払うのみです! それでは早速詳細を見ていきましょう!
米軍歴の証明書を準備する
DD-214(退役証明書)を用意します。
推定給与証明(Estimated Earnings)を取得する
- 軍歴中の給与を証明する「Estimated Earnings During Military Service」を、DFAS(Defense Finance and Accounting Service)に依頼します。
- 必要な書類:
- DD-214のコピー
- DFASの申請用紙(公式サイトからダウンロード可能)
職場の人事部に書類を提出する
提出するもの:
- DD-214
- DFASからのEstimated Earnings
- FERS職員はSF-3108、CSRS職員はSF-2803という申請書
人事部が計算してくれる「買い戻し金額(deposit amount)」は、以下のようになります:
- FERS:ミリタリー勤務時の基本給の約3%
- CSRS:ミリタリー勤務時の基本給の約7%
※私の読者層の夫はほぼFersというシステムの年金だと仮定して話を続けていきます。 雇用から最初の2~3年間は無利子ですが、それ以降は利息がつきます。
買い戻し金額の支払いを行う
支払い方法は以下から選べます:
- 一括払い(小切手、デビット払い)
- 分割払い(給与天引き$25以上など)
買い戻し完了後の確認
支払い完了後、正式な支払い確認書を受け取りましょう。 あなたの軍歴が年金に反映されるよう、人事記録が更新されているか確認することも重要です。
Buy Back Timeの実際の例
ここからまる夫(Fers)の実例を紹介します!(本人了承済み)
このような感じで米軍勤務時代8年(E1からE4)のトータルでの所得は$203,706.64(利息前)だと分かりました。
これを元に人事部が算出したまる夫が払う必要にある額は$6613.49と通知を受けました。
そしてこれを完済すれば今の連邦政府勤務の退職金の計算時に、8年の勤務歴をを追加してもらえることになります。 我が家はこれを給料天引きで払っていく予定です。
Buy Back Timeしたらどれだけお得?
オンライン上にもらえる連邦政府退職者向けの年金を計算できるウェブサイトがあるので比較してみました!
GS職員として30年勤めあげたボブ。この30年で1番良かった給料3年分の平均を80000ドルだと仮定して、63歳で退職する設定です。
ミリタリー時代の勤務年数は8年買い取ったことにして、買い取った場合とそうで無い場合を比べてみましょう。
そうすると30年(買い取らなかった)の場合は26400ドルが毎年貰えます。
頑張ってミリタリー時代の3%を払って8年足せる場合38年として計算できるので、33440ドルを毎年もらえることになります。 やはりバイバックタイムをした方がお得ですね!
よくある質問(Q&A)
[qa-box01 title=”買い戻す価値はありますか?”]多くの場合、将来の年金額が大幅に増えるため、買い戻す価値は高いです。
[/qa-box01] [qa-box01 title=”いつまでに買い戻す必要がありますか?”]退職前までに手続きを完了させる必要があります。雇用から数年以内であれば無利子で済みます。[/qa-box01][qa-box01 title=”すでに軍の年金を受け取っていますが、買い戻しは可能ですか?”]通常はできませんが、軍の年金を放棄することで可能になるケースもあります(※予備役は例外あり)。[/qa-box01]
まとめ
まる夫が米軍勤務していた時、日本人ミリ妻さんと集まっては「あ〜ミリ妻生活辛い、夫に辞めてほしいけど、うちはあと○年」、「うちはあと○年もあるよ〜」みたいな会話がよくありました。
20年勤務すれば美味しい退職金にありつけるので、みんなあと何年って数えているんです。※いや、本気でミリタリー生活を楽しんでるファミリーもいます。
当時の私に言ってあげたいです。米軍勤務歴が無駄にならない方法もあるんだよと。
いろいろ難しいですが、さらに深い調べ物の前に少し理解に役立てれば嬉しいです! 本日も最後までお付き合いありがとうございました!

