アメリカ生活

アメリカの個人輸入代行会社で仕事の経験談

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こんにちは!アメリカオレゴン州在住のまるです。

夫と2匹の愛犬とまったり暮らしています!

今日はアメリカの日系個人輸入会社で通関書類作成とトラブル対処のアルバイトをしていた時のお話です。

オレゴン州やフロリダ州みたいに消費税(セールスタックス)のない州では特に募集の多いこの仕事。

アメリカで仕事を探している人や「個人輸入代行会社でのお仕事はいったいどんなかんじ?」と疑問に思っている方へ向けての私の経験の紹介記事となります!

個人輸入代行会社とは?

アメリカの個人輸入代行会社はアメリカの商品を買いたい人の代わりに購入・受け取り・発送をするお仕事です。

日本だと「転送サービス」「買い物代行」「バイヤー」「個人輸入サポート」などと呼ばれることもあります。

簡単にいうと、アメリカでしか買えないものを必要な人の代わりに買って、日本まで届けるサービスです。

  • 日本に直送しないアメリカのネットショップで買いたいものがある
  • 誤商品・ダメージ品などの発送を避けて安心して買い物をしたい
  • 複数ショップでの荷物をまとめて発送して、日本までの送料を抑えたい

こういった日本人のお客さんの利用が多かったです。

私が働いていた小規模の個人輸入代行会社での業務をまとめてみました!

購入代行

お客さんから欲しい商品のURLや希望を聞き出し、実際の店舗やオンラインで購入します。

店舗限定の商品だったり、海外からのアクセス制限のあるショップや、クレジットカードの利用制限のあるショップの商品だと輸入代行会社が中間となって代理購入をします。

商品購入から受け取り、発送までが代行会社の仕事となります。

転送サービス

お客さん自身がアメリカのサイトで購入をします。購入する商品はに輸入代行会社を指定住所としてもらいます。

商品の受け取りから発送までが代行会社の仕事になります。

トラブル対応

購入代行、転送サービスに付随する一切のトラブルも輸入代行会社の仕事となります。

商品に問題があればショップとのやりとりを行います。住所間違い、配送先間違いなどのトラブルはUSPSやFedexやUPSなどの配送会社とのやり取りも行います。

輸入代行会社から発送され日本で待つお客さんの元へ届くまでの間、通関トラブルなども起これば対応することになります。

輸入代行会社での実際の仕事内容

私が働いていた個人輸入代行会社はオーナー1人、アルバイト4人体制の小規模の会社でした。

検品・梱包係が3人と通関書類・外部とのやりとり係が1人の少数精鋭の環境でこぢんまりと20代後半から50代後半?くらいまでの日本人女性が楽しく働ける会社でした!

検品・梱包係

到着した商品を1品ずつ検品していく係です。日本人女性目線で傷汚れなどをしっかり検品していきます。

輸入代行会社が代わりに注文した商品・お客様が注文した商品が全部揃ったことを確認して梱包していきます。

ただ全ての商品を丁寧に梱包するだけが仕事ではないのがこのお仕事のミソです!

サイズ・重量制限、関税のかかるもの、危険物・送れないものをしっかり理解して、梱包していくのが検品・梱包係のお仕事なんです。

例えば大人用のTシャツと赤ちゃん用のTシャツでは税率も違ったりします。

食品やシャンプー、サプリなど1度に通関できる商品の量が決まっているので配送を2口に分ける提案をします。

また革靴など発送を2口に分けることによって関税を下げられる場合もその提案を行います。

子供のおもちゃなどに乾電池が入っている場合は事前に取り除き、破棄したりすることも業務内容になっていきます。

ちょっと細かいルールも多いけれど、日本に住んでいる日本人がアメリカのどんな商品を欲しているのかを知りながら、こんな商品もあるのか〜とちょっと買い物してる気分になりながら働けるのが楽しいです。

通関書類作成・トラブル対処係

通関書類作成とトラブル対処はこれは私自身が実際に携わっていた業務です。

商品が会社に届く前の対応と検品・梱包係さんが箱に綺麗に梱包してくれた後のお仕事です。

通関書類作成はお客さんのオーダー報告書に基づいてひたすら箱に何が入っているのかを書類に打ち込んでいく仕事です。

品目 具体商品名 金額 数量
Tshirt01 Cotton tshirt 29.99 1
Tshirt02 Cotton tshirt 39.99 1
Body01 Shampoo 11.99 12
Body02 Body cream 6.99 6
Shoes01 shoes U/leather S/rubber 129.99 1
Shoes02 shoes U/synthetic S/rubber 79.99 1
Baby01 Cotton tshirt 19.99 1
Baby02 nylon jacket 59.99 1

このように梱包された商品をもれなく打ち込んでいきます。

通関時に係のものが箱を開けなくても、内容物の数や素材が分かるような表記で書いていく必要があります。

例えば赤ちゃん用の服は大人の洋服とは違うことがわかるようにする必要があります。素材も1番使われているものを記載する必要があります。税率に関わってくるからです。

商用の場合はさらに通関時に必要なる書類が追加で必要になるので、それもひたすら同じように作っていきます。

発送済みの箱が税関で引っ掛かった場合、ヤマト運輸とお客さんのやりとりも業務の一部です。

ショップから配達済みとなっているのにも関わらず、行き先の不明になってしまった荷物や、ダメージ・誤商品の場合もお問い合わせをするのも通関書類・トラブル対処係のお仕事でした。

たらい回しにされる覚悟で電話に挑む必要があるので通関書類作成より少し大変でした!笑

個人輸入代行会社での仕事が向いている人とは

個人輸入代行会社に業務はこれまでの経歴に関係なく(未経験でも)誰でも働けるお仕事だと思います。

特にどんな人に向いているのかをみていきましょう!

細かいことに気を使える人

日系の個人輸入代行会社を利用する9割は日本に住んでいる日本人です。そのため日本人目線で商品の検品をできることが大切です。

アメリカに何年も住んでいると、これくらいのパッケージ破損、なんてことない!という感覚になってしまいます。

日本でこの商品の到着を待っている人は到着後プレゼントにしようとしている場合もあります。

検品段階で小さな傷を見つけることで、まだ商品がアメリカにあるうちに返品交換することが重要になってきます。

通関に必要な細かいルールを覚えられる人

1度に個人輸入として通関できる商品量には限度があります。

なのでシャンプーは何本まで、歯磨き粉は何本まで、サプリは何ヶ月分まで、絆創膏は何箱まで食品は何キロまでと決まりを頭に入れておく必要があります。

この決まりを覚えずに検品・梱包しても、通関できる量や税金の額が変わってきてしまうので、お客さんにどう発送するのが1番メリットがあるのかを考えながら梱包する必要があります。

個人輸入代行会社で働くメリット

個人輸入代行会社で働くことはいったいどんな感じなのか見えてきましたね!

実際に働いてみて感じた働くメリットについてお伝えしたいと思います。

フレキシブルなシフト制

私の働いていた会社では通関書類作成担当は8時から14時までのシフトで、検品梱包担当は10時から18時間の中で4〜6時間と検品梱包の方は特にシフトの時間を自分のライフスタイルに合わせて選べるような感じでした!

長く働きたい人は長く、短く働きたい人は短く、自身の学校や子供のお迎え時間にも合わせて働きやすい場所だったイメージです。

英語ができなくても大丈夫

検品・梱包担当は英語のスピーキングができなくても大丈夫な環境でした。もちろん、お客さんが何をオーダーしたのかと、実際に届いた品が合致していることを確認する必要があります。

注文書にある商品名を読んで、届いた商品と間違いがないかを確認する必要はあるので、Toothpasteとかmug cupとか物の名称を英語でわかる必要はあります。中学程度の英語が読み書き出来れば問題ないと思います。

通関書類も検品梱包担当と同じくらいの英語力で大丈夫だと思います。

もし私の働いていた会社と同じくらい小規模で通関書類に加えて、USPS、Fedex、UPS、返品交換対応でショップにメールや電話をする業務も含まれているとなると、英語は必須になってきます。

英語力が不安な人はどこまで応募する職種に英語力が求められているのかを聞いておくと安心ですね!

規模の大きい個人輸入代行会社であればあるほど、お仕事は分業化していると思われます。

バイマなどを始めたい人の学びの場になる

これからバイマや個人でパーソナルショッパーのお仕事を始めたいとおもっている人にはぴったりのお仕事です。

梱包は誰にでもすぐできそうな作業に見えますが、アメリカから日本に無事に商品を届けるには少しコツが入ります。

このコツは1日に何十箱も梱包していると、身に染みて覚えることができると思います。

個人輸入代行会社で働くデメリット

何事もメリットだけではありません。

個人輸入代行会社で働くことのデメリットについてみていきましょう!

仕事が単調

検品も梱包も通関書類のデータ入力も一度仕事を覚えてしまうと、やっぱり毎日の作業が単調に感じてしまいます。

同じことをひたすらやるのが苦手な人は、やっぱり物足りなさを感じてしまうかもしれません。

お給料は最低賃金なことが多い

お給料はやはり最低賃金な場合が多いかもしれません。

通関書類作成は検品梱包担当より少し上乗せされる可能性はあるものの、おそらく50セントくらいの差であることが予測されます。

女性ばかりの環境の人間関係

日本人女性のみで構成される職場が多いと思われます。せっかくアメリカにきて日本人のみで働くとなると、多少なり人間関係も気になる人はきになるかもしれません!

私は通関書類担当で、検品梱包担当さんとはずれた時間帯で働いていたので、ちょうどいい距離感で働いていました。

話によると一部のメンバーではいざこざがあったような…ないような…想像にお任せします。笑

まとめ

アメリカにある日系の個人輸入代行会社で実際に働いてみた体験をシェアしてみましたが、いかがでしたか?

日本人の目線になって行う検品梱包のお仕事に、正しく内容物の記載を求められる通関書類作成のお仕事。

「こんな仕事あるんだ〜!」と思う人もいれば「なんかやってみたいかも!」と思う人も?

細かいことを気にかけながら働き必要はありますが、慣れてくると色々な商品を目にすることができて楽しい職場です。

同僚と、「あ〜コレコレ!これいい商品だよ!」とお話ししながら、アメリカ生活を始めたばかりの人には物欲がふつふつと湧いてくるお仕事です。

アメリカでお仕事を探している方の参考になれば幸いです!

本日もお付き合いありがとうございました!